豊かさとバラエティさを享受しているのが現代人の食生活です。しかし、どんなに食卓が様変わりしようとも、膳に添えられていれば「ありがたい」と感じさせてくれるのが漬物なのです。
弊社では日本人にとって食の故郷とも言うべき「漬物」を丹精込めて作りあげ、確かな品質でお客様から高い信頼を得ています。その信頼に応えていくためにも、幅広いニーズに対応した商品作りが不可欠と考え、外食向け業務用からご家庭の食卓向け小袋商品まで手掛けています。また、2003年（平成15年）にISOを認証取得し、お客様により一層ご満足いただける商品を追求し続けています。
原料においては、国産はもとより中国・タイ産でも厳選した素材を使用しており、2003年（平成15年）には中国有数のらっきょう産地である湖南省に中国工場を設立しました。
新鮮な原料を現地で製品にまで作り上げ、リーズナブルで安心な商品を国内・国外の拠点よりお客様にご提供できるようになりました。
国内外を問わず食の安全性が叫ばれる昨今、食品メーカーである弊社にとって、ゆるぎない安心の提供と安全性を確立することはもはや事業の大前提となっています。
弊社では、食材の信頼性を明示するために「トレーサビリティ」を実現しています。品質維持・管理のために、X線検査機や金属検出機を導入し、厳しいチェック体制を敷いています。また、生産工場内での作業環境や衛生状況・従業員の健康面、工場入場時のエアシャワー・ローラー掛け等、衛生管理を徹底しています。加えて、社員一人ひとりが品質管理・衛生管理への意識を向上させるための教育・啓発も常時行っています。
トレーサビリティとは、商品の流通経路を生産段階から最終的な消費段階まで追跡が可能な状態のことをいい、その商品自体の流通してきた履歴を確認できることを『トレースの取れた商品』と言うことができます。
下記の図のような流れで、商品の流通履歴を確認することができるようになっています。
「美味しさと健康を食べる」をモットーに、健康によい漬物を消費者にお届けするため、「品質管理」・「技術指導」・「研究開発」等のあらゆる分野に力を入れ取り組んでいます。そして、このモットーを達成するために「原料加工工場」・「栽培農家」・「輸送」など多岐にわたり、管理・指導を行っています。
国内製造はもちろんのこと、海外における原料収穫から加工まで幅広い情報の収集管理を実現しています。
現在、らっきょう原料の大半は中国産であり、今では一時加工だけでなく製品の加工までが中国に移行しつつあります。それらの商品を消費者が認めはじめている昨今、弊社も湖南省に生産工場「湖南海日食品有限公司」と原料漬込み工場「山本海日食品有限公司」を設立しました。現地スタッフとして日本か ら社員を定期的に派遣し、徹底した管理と製造実施しています。
よい素材、生産技術、消費者ニーズを的確にとらえることが、商品開発をするうえで必要不可欠なことです。
弊社では、営業スタッフや商品開発室メンバーがいち早く消費者のニーズやマーケット状況を把握し、開発・製造課程に反映させています。また、マーケットインの思想を元に、ITを駆使して生産から在庫発注・出荷まですべて一元管理しているため、お客様のもとにいつでも必要な商品を必要なだけ迅速にお届けしています。
発展していく近代情報社会に沿った物流システムに対応していくため、弊社システムも日夜進歩しています。
